2010年3月9日火曜日

パレード

土曜、月曜の夜になると映画でも見に行こうかな〜と思います。


理由はいつもより早く帰れる事が多い。

いつもなら練習やミーティングをしている時間にたまには映画を観るってのも

いいものです。

早く帰れるときの夜の時間を有効に使いましょう

とくに映画は観終わった後、家までの時間ゆっくり余韻に浸れるしね






でもたいてい何を見るかが問題になってきます。



でも今日は僕の映画好きのお客様(仕事柄?)がパレードを見に行きたいと言っていたのをふと思い出して、営業後に行ってきましたバルト9


特に原作も知らないし、話題にもなっていない(少なくとも僕の周りでは)


ただ蜷川幸雄演出のロミオとジュリエットの舞台のDVDを見てから少し藤原竜也が気になっていたので(ロミオ→藤原竜也、ジュリエット→鈴木杏)


少し期待




でもいざ見てみたら


香里奈、貫地谷しほり、林遣都、小出恵介と意外に豪華でした


内容は、、、、、、、、、、、


いつもの通り言えませんが、


全くの前情報なしで行った分、最初の30分のあまりの退屈さに少しうとうとしてしまい、見に来た事を後悔

しかしそう思ってしまったことを後悔するほどに

見終わった後は

いやー!見に来てよかったな!と新宿駅に着くまでに10回ぐらい思わずにはいられない映画でした!




2006年、同じようにレイトショーで ゆれる を見た時に感じた衝撃と見終わった後の何とも言えない感覚を3年ぶりに感じられました。


これでどのくらいお勧めしたいか感じていただけたら幸いです



ところで、終わってすぐその足で原作を買いに行った事は言うまでもないことですが、


吉田修一原作の本は2002年第15回山本周五郎賞を受賞しているみたいですね


結構長い年月を経て映画化されたのか。。。


~自分が書いた作品が自分の手を離れていく。
それが映像化だと思っていた。
しかし「パレ―ド」は、映像化され
一回り大きくなって手元に戻ってきたような感じがする。
この映画版「パレード」を観ている間
自分はずっとこういう日本映画を観たかったのだと、
何度も大声で叫びだしそうにだった~

という吉田修一のコメントに納得の映画


いや~行定 監督良いっすね!

せかちゅう(世界の中心で、愛をさけぶ)の監督だと思ってナメてましたが(なんて失礼極まりない)


僕の周りにもここ何年かちらほらルームシェアしてる人たちいるけど
 
それこそ一昔前にはない現代社会の人と人とのつながり


を描いた衝撃の問題作ですね!(ネタばれを恐れての最大限の努力)


ぜひご覧あれ!



boy 代官山  はまのまりお