一日が終わって、お風呂につかり、本を読む前になんか聞きたくなってしまうんですよねー。
渋い!!!
やっぱり、70年代生まれという事で、どこか落ち着くのでしょうか?
一日の終わりに是非ご覧あれ!
~カオリとまりおとくみこのブログ~ お問い合わせはこちらまで→imagebukatsu@gmail.com boy映像部のtwitter→http://twitter.com/boyeizoubu
「~現在、一部の人たちのみが生産と流通に関わってきた映像は、デジタル化によって多くの人が自由に扱える道具へと変化しています。今後、私たちにとって文字だけではなく、映像が重要なコミュニケーション・メディアになる時代が必ず来るでしょう。
多くの人々が映像を使って社会に参加していくために、多様な個人のあり方が反映される表現と記録について考え、体験するフェスティバルになります~」
僕のお客様でありこのイベントに携わっている、長内綾子さんにお勧めされまして行ってきました、横浜国際映像祭。
映画祭。ではなく映像祭です。
山形のは国際映画祭でしたね☆
地元が横浜なのにそんなイベントがあったなんて、、、、知らなかった!
と思ったら、今年が初めてみたいです(笑)
11/1~11/29までってことを開催2日前ぐらいにたまたま来店してくれた長内さんに聞き、急いで予定に組み込みご一緒させてもらいました。
それが11/3(火)だったわけです。
基本的に新港ピアとBankArt NYKでの展示がメインなんですが土日祝日は東京藝術大学大学院映像研究科馬車道校舎で映像の上映会が行われるのです。
これが、なかなか見れない映像だったりという事で、絶対に行かねば!
そして11/3を逃すと土日祝日に行ける日なんて美容師さんにはない!という事で行ってきました。
一番の目的はピピロッティ・リストの「PEPPERMINTA」!!!
ピピロッティリストは以前に原美術館での「からから」展に行ったんだけど、なんか、、、イマイチだった様な記憶がありまして。。。。。。
だからあまり期待もせず、せっかくだから〜♪という感じで行ったら
良かったですよ☆
ペパーミンタという多少ぶっ飛んでる女の子の話です。
映像綺麗だし。音楽も服も可愛い。少しブラックな感じもあり。
ヤンシュバンクマイエル×アメリ×蜷川実花という感じでしょうか
やっぱり前評判があるのか、百人は入るであろう試写室が超満員でした。
この映像ってこの先どこかで見れる機会あるんですかね?
もしそういう情報が入った方は是非ご覧あれ!
その後、サテライト会場である野毛山動物園へ。
いや〜小学校の遠足で来て以来でスゴく懐かしかったです。
ここ、普通に動物園なのに入園料が無料なんですよ!
11/3は(火・祝)ということもあり、カップルや小さい子を連れた家族で賑わっていました〜
そんな中、ワタクシ一人ちびっ子に混じりライオンやらレッサーパンダにはしゃいでしまいました。。
ここには3人のアーティストの作品が展示されています。
その中でも野村誠+野村幸弘は結構笑える!
いろいろな動物と会話(コミュニケーション)をするために試行錯誤する訳ですが、鍵盤ハーモニカを使ったり、貝殻をこすってみたり、、、、
鍵盤ハーモニカ一つにしてもこんなに表現方法が沢山あるのか!と感心。もともと作曲家さんみたいですし。
動物によって無視するのもいれば、本当に会話になっているのではないか?!と思うものまで。
展示メインでもよし、動物園目当てでおまけに展示も見ちゃおうもよし。
結構天気のいい日になんて行ったら最高の休日になると思いますよ★
続いて新港パーク、BankARTNYC
去年のトリエンナーレに続いて、、、、な感じですね!
いつも思うのは映画館と違って、始まり〜終わりがエンドレスに続いてるから、途中から見たりしたらすごく迷いますよね。。
オチを見るまで待てない、始まりの設定がわからない、ストーリーを追えない、音が周りとまじってる、、、、
それと展示が多いせいか説明や解説があまりに少なくて設定やら楽しみ方、裏話がワカラナイ〜
特に、現代アートであろう映像作品が多いので。
山形の苦悩×100っていう感じです。(ドキュメンタリーとは何ぞや?と悩んでたのが可愛いもんです)
幸せな事に僕には強力な助っ人が隣に居ましたので説明やら裏話が聞けて、へぇ〜
となりましたが。。。
でも先入観ナシで、帰ってから色々調べるのも面白いかもしれないですね☆
結構日によってその日限りのワークショップやらイベントもあるみたいなので
チェックしてから行きましょう!
そしておすすめは最後にBankART NYKのカフェでビールを買って日の沈みかけたみなとみらい、赤れんが倉庫を夕焼けと一緒に見る!
これで決まりですね★
でわ、良い休日を!
boy はまのまりお
『佐藤直樹さん(58)の人生は波瀾(はらん)万丈だ。若いころは学生運動に身を投じ、実業家時代は家3軒、会社2社、バー1軒を持ち、700万円のBMWを現金でポンと購入したほどのセレブ生活。しかしバブル崩壊ですべてをなくし、それが元で家族とも絶縁状態に。以後は、バーの常連客だった27歳年下の彼女ヨシエさんの部屋に転がり込んで「主夫」に。ようやく時給810円の、郵便局簡易保険の集金というアルバイトを見つけるも、それだけでは食べていけないことはわかっているが、プライドを捨ててバイトを増やすワケでない。昼は事務員、夜は水商売と一日15時間働くヨシエさんに頼り、臆面(おくめん)もなく小遣い1,000円をせびる。そうして生活に追われてセックスレスになった二人が、窓のない部屋で同棲生活を送ること5年。そろそろ結婚を考えてもいい時期だが、ヨシエさんの父親が自分と同じ年だと知ったナオキは、会いに行くこともできない。』
The Koln Concert Part II C Keith Jarrett
Clair de lune Claude Debussy
Piano Concerto No. 2: In C Minor, Op. 18 Sergei Rachmaninoff (のだめで有名なアレね)
などなど。
すやすやと香織さんの子守唄になってます。
音楽ってすごく記憶に残るというか、
(上手く言えないけど)正確には記憶に、というより
”その音楽が耳に入る”ことで、それをきっかけに、
当時それを聞いてたその時の状況が蘇ってくるといいますか。。。
そんな感じわかります?(匂いにも同じことがいえるかも)
繰り返しかけてるこの曲達を僕はこの先いつか聞いた時に
この山形での5日間を思い出すんだろうな〜なんて思ってみたりして。
楽しみですね☆
はい、長い前振りでしたが(笑)
今日見た映画で音楽に関するおもしろかった映画がありました
”RIP!リミックス宣言”
というブレット・ゲイラー監督の作品です。
映画の始めは、監督のお気に入りのアーティストのライブ映像から始まります。
『GIRL TALK』
GIRL TALKは既成曲をサンプリング、アレンジ=マッシュアップ
(マッシュアップ(mashup)とは2つ以上の曲から片方はボーカルトラック、もう片方はオケトラックを取り出してそれらをもともとあった曲のようにミックスし重ねて一つにした音楽の手法である。wikipediaより)
してオリジナルトラックを作るDJ、アーティスト。
しかしマッシュアップという手法の問題は
著作権
が絡んでくるということなのです。
要するに人が作った物をいじって自分の物にしちゃイカン。
みたいなことです。
でも監督は
歴史からみても昔から、ある物に手を加えて加えて改良して文明は発展してきたんだ!
その可能性を縛るのはどうなんだ?!
というメッセージを著作権や知的財産権、映像、音楽、果ては癌治療にまで及ぶ事実を
明らかにしながらオリジナリティとは何かを
超おもしろおかしく!
考えさせてくれます。
難しい問題ですが
普通に面白いです。会場から時折拍手も!!(その意味は見ればわかります)
radioheadの話も出てきたりと。
もっと話したいのですがこういうお勧めっていつも、
伝えたい〜!でもこれを見て興味をもって映画を見にいく可能性があるからあんまりネタバレできない。。。。ってジレンマに悩まされます。
出来れば映画館で上映してほしいんですけど内容が内容だけに、、、、、
どうなんだろ
多分視聴者は面白いけどこれで描かれてる内容で困る、不利になる人たちがいるわけで
どうなんだろ
僕としてはもう一度字幕付きで映画館で見たいものです
興味があれば
RIPリミックス宣言の予告編
http://www.youtube.com/watch?v=9oar9glUCL0
GIRLTALKの曲作成映像
http://www.youtube.com/watch?v=KykbPtRb0K4
boy まりお