2009年10月13日火曜日

NO MUSIC NO MOVIE

夜中にこうやって何も気にせずじっくりパソコンに向かう時間があるっていうのは

結構シアワセを感じます。

普段はなかなかそうはいかないですからね。

山形だからこそ。


そんなときは音楽を流します。

あくまで彼ら(彼女ら)は主役ではないので邪魔にならないように、うっすらと、でもしっかりと。



今晩は

Liebestraum No3  Franz Liszt

The Koln Concert Part II C Keith Jarrett

Clair de lune Claude Debussy

Piano Concerto No. 2: In C Minor, Op. 18 Sergei Rachmaninoff (のだめで有名なアレね)


などなど。


すやすやと香織さんの子守唄になってます。




音楽ってすごく記憶に残るというか、


(上手く言えないけど)正確には記憶に、というより


”その音楽が耳に入る”ことで、それをきっかけに、


当時それを聞いてたその時の状況が蘇ってくるといいますか。。。



そんな感じわかります?(匂いにも同じことがいえるかも)






繰り返しかけてるこの曲達を僕はこの先いつか聞いた時に


この山形での5日間を思い出すんだろうな〜なんて思ってみたりして。


楽しみですね☆





はい、長い前振りでしたが(笑)



今日見た映画で音楽に関するおもしろかった映画がありました



RIP!リミックス宣言


というブレット・ゲイラー監督の作品です。


映画の始めは、監督のお気に入りのアーティストのライブ映像から始まります。



『GIRL TALK』


GIRL TALKは既成曲をサンプリング、アレンジ=マッシュアップ

(マッシュアップ(mashup)とは2つ以上の曲から片方はボーカルトラック、もう片方はオケトラックを取り出してそれらをもともとあった曲のようにミックスし重ねて一つにした音楽の手法である。wikipediaより)

してオリジナルトラックを作るDJ、アーティスト。



しかしマッシュアップという手法の問題は



著作権



が絡んでくるということなのです。


要するに人が作った物をいじって自分の物にしちゃイカン。


みたいなことです。




でも監督は



歴史からみても昔から、ある物に手を加えて加えて改良して文明は発展してきたんだ!


その可能性を縛るのはどうなんだ?!




というメッセージを著作権や知的財産権、映像、音楽、果ては癌治療にまで及ぶ事実を


明らかにしながらオリジナリティとは何かを



超おもしろおかしく!


考えさせてくれます。



難しい問題ですが



普通に面白いです。会場から時折拍手も!!(その意味は見ればわかります)

radioheadの話も出てきたりと。



もっと話したいのですがこういうお勧めっていつも、

伝えたい〜!でもこれを見て興味をもって映画を見にいく可能性があるからあんまりネタバレできない。。。。ってジレンマに悩まされます。




出来れば映画館で上映してほしいんですけど内容が内容だけに、、、、、


どうなんだろ



多分視聴者は面白いけどこれで描かれてる内容で困る、不利になる人たちがいるわけで


どうなんだろ




僕としてはもう一度字幕付きで映画館で見たいものです




興味があれば


RIPリミックス宣言の予告編


http://www.youtube.com/watch?v=9oar9glUCL0



GIRLTALKの曲作成映像


http://www.youtube.com/watch?v=KykbPtRb0K4



boy まりお